「ジェンダー平等」から地域を元気に
- のだ悦子

- 7月5日
- 読了時間: 2分
6月28日は、1999年に男女共同参画社会基本法が施行された日を記念し、県内各地で男女平等に関するイベントが開催されました。私も、かねてから課題意識を持っていた地域でのジェンダー平等に深く関わるテーマに惹かれ、富山サンフォルテで開催された「ジェンダー平等の視点から、地域の活性化を目指して」のワークショップに参加してきました!

この日のメインは、南砺市をはじめ、いくつかの地域で男女共同参画施策のアドバイザーを務める小安美和さんの講演。彼女のお話は、まさに私の思いと一致するもので、非常に多くの学びがありました。
小安さんがこれまで経験されてきた数々の頑張りや挑戦が正当に評価されず、女性としての役割を押し付けられる社会への憤り。一つ一つのエピソードに、ジェンダー平等が進まない根源的な原因を見た気がしました。
例えば、地域のリーダーや自治会の役員に女性が増えないのは、「男性同士の楽さと安心感」、そして「女性が断るから」という表面的な理由。「本当にそうなってほしいと思ったら、たとえ断られても、2回、3回と頼みに行くものよね!」と、共感しまくりました。
昨年度、南砺市ではアドバイザーや市民が一体となって、市に対し具体的な行動変容を求めるジェンダー平等の提言を行いました。これはまさに、地域を変えるための素晴らしい「仕掛け」だと思います。
男性しかいない場で物事が決まっていく現状に違和感があるなら、それに気づいた側から声を上げ、行動を変えていくしかないと改めて強く感じました。
今回の学びを胸に、私も高岡市でジェンダー平等を推進するために全力を尽くします。南砺市の事例をさらに詳しく調査し、高岡ならではのジェンダー平等な地域づくりを進めていく決意です。




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