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高岡市の学童保育

  • のだ悦子
  • 8月22日
  • 読了時間: 2分

夏休みも残りわずか。


働くお母さん、お父さん、本当にお疲れさまです。

私自身も30年前、夏休みの間は朝食と昼食の2食を用意してから出勤し、疲れた体で職場に向かったことを思い出します。


さて、夏休みなどの長期休暇中に利用される方も多い「学童保育」。

働く親にとって欠かせない存在ですが、実は需要に対して“量の面”でも“質の面”でも十分に応えられていないのが現状です。


私は昨年、市議会議員1期生として実態を調べるため、市内の学童をいくつも訪問しました。高岡市では小学校に併設された公設民営の学童が多く、支援員の多くは非正規で、時給は最低賃金に近い水準でした。


保護者の方からは「学童があって助かる」という感謝の声がある一方で、


・預かり時間が短い

・利用児童の選別に不安がある


といった声も寄せられました。


また、支援員の方からは、


・人員不足

・多様化するニーズに対応するための専門性への負担

・膨大な事務作業


といった切実な課題も伺いました。


地域の陶芸教室
地域交流センターの夏休み陶芸教室にて

私の地元の学童では、ここ数年、入所できなかった子どもの数が市内でも最も多い状況でした。責任者や市役所と協議を重ね、今年4月から定員を増やすことになり、待機児童は減りましたが、その一方で「従来のスペースのまま人数だけ増えることへの不安」という声もありました。


2023年に発足したこども家庭庁は「こどもまんなか」政策を掲げ、国として本格的に子育て支援に乗り出しました。しかし、子どもたちを取り巻く環境には、依然として多くの課題が残されています。


特に学童保育においては、以下の課題が大きく立ちはだかっています。


①入所待機児童の問題

②預かり時間や対象年齢の地域格差

③多様な子どものニーズへの対応

④支援員の成り手不足と待遇改善


これらの課題の解決に、今後も力を尽くしてまいります。


どうか皆さまのご意見や地域のお困りごとを、ぜひ「のだ悦子」にお聞かせください。

お待ちしています。


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