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発達障がいを抱えるお子さんの親御さんとの対話から

  • のだ悦子
  • 8月29日
  • 読了時間: 2分

皆さん、こんにちは先日、発達障がいを抱えるお子さんの親御さんの相談会に参加させていただきました。

コスモス

障がいへの社会の理解は少しずつ進んでいるとはいえ、親御さんのご苦労は計り知れないものがあります。 その現状や切実な思いを知りたいと、この会に足を運びました。そこで伺ったお話は、非常に深刻なものでした。


ある親御さんは、発達障がいの特性から、日中の活動場所を選ぶのに大変苦労し、ようやくお子さんが安心して過ごせる場所を見つけられたそうです。しかし、ご自身の病気や様々な事情により夜間の支援サービスが必要となり、相談員に申し込んだところ、驚くべきことを告げられたと言います。「今利用している日中の場所をやめて、夜間支援事業所が運営する日中の場所を利用しなければ、夜間の支援は受けられない」と。


お子さんにとって、ようやく見つけた大切な居場所を失うことを求められ、病気を抱えた親御さんは他に頼る場もなく長く困り果て、ようやく親の会にたどり着かれたようでした。会のアドバイスに希望を感じて帰られた様子に本当に安堵し、私はこういう会の大切さと主催の方に感謝の思いを強くしました。


本来、サービスは個人の希望に応じて選択できるはずなのに、事業所側が条件をつけているという現状に、(施設の経営上はわかりますが別問題です)本人が望まない選択をさせられるという大きな問題です。私自身、この問題を見過ごさず、親の会の皆さんと今後も連携し、市の担当部署と協議もし、「障がいを持つ親も子も本当に安心して暮らせる社会」になるよう力をつくしたいと思います。

 
 
 

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